いらぬ心配は犬も食わん
ゆるめく日々をころころ過ごすきこっとライフ𓂃𓈒𓏸𓐍
ご覧あれ〜⸜( ´ ꒳ ` )⸝
前回の話↓
始業式の日、母は担任と話し
後日、時間を取って私の今後の事を
話し合うことになっていた。
あぁきっと学校に行くことになるんだろうな...
って心のどこかで確信していた。
だって私が悪いんだもん。
きっとそうなる。
不登校って恥ずかしいでしょ？
世間体があるでしょ？
ドキドキして居ても立っても居られなかった。
体がズキズキと痛み出す
動けない...
その場に座ることしか出来ない
何時間だったんだろう、
開かないカーテンを眺めていた
不意にドアが開いて
「もしかしてずっとこのままだったの？！」
頷く私に、のけぞる母。
母「心配しなくても大丈夫
もう行かなくていいんだから。」
私「どうしてよ？」
母「担任、すごいねぇ〜。
顔がオイルでテカテカしてたよ。
エステ帰りかな？
テカテカしか見てなかった
どうしてあんなにテカテカ？
食用油なの？オイルなの？なんなの？」
鼻息が荒くなる母に
思わず吹き出してしまった。
母は担任のテカテカ以外、何も言わない。
その優しさに胸がチクリとした。
帰りを待ってる間、怖かった。
母から話を聞いたらホッと全身の力が抜けて、
ずっと力んでいたことに気づいた。
私の心配はテカテカに負けてしまった。。
これでいいのかな？って
不安な気持ちはまだあったけど
母と笑えたことが私を救った。
いつかこれで良かったと思えたらいいな。
いつか笑い話になればいいな。
いつか...
