きこっとLife

꒰発達障害•自閉症꒱ ✎︎過去・現在を記録中☻︎

プルプル子鹿が立つ時

 

ゆるめく日々をころころ過ごすきこっとライフ𓂃𓈒𓏸𓐍

ご覧あれ〜(*´ω`*)

 

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前回の話↓

kicobook.hatenablog.com

 

 

体が痛いのはいつも突然で

良くなるなんて事はなく

私が一番嫌だった

早退をすることも増えた。

 

その日は体調が良く、

最後まで居ることが出来た。

帰りの会、お願いね。」

と担任に言われた。

(いつも帰ったり保健室にいるからなぁ〜)

って、ぼぅっと考えていた。

 

言われるがまま、

みんなの前に立った。

一気に浴びる視線に

言葉が出なかった。 

声を出そうとした瞬間、体に電流が走る。

 

「そぉれぇでぇはぁ〜あ...」

 

体が痛くて囁き声になって

浅くしか息が出来ない。

ますます声は小さくなる。

 

クスクスクスっと笑い声が広がる。

私の声はかき消され、

みんなの顔が静止画の様に見えた。

 

声を出そうとすればするほど

笑い声は大きくなった。

見兼ねて担任は

私を席に戻した...。

 

“恥ずかしい。情けない”

 

みんなに笑われたことで

私の気持ちは決まったのかもしれない

全て分かった気がした。

 

『体は大丈夫でも

 心が大丈夫じゃない。』

体が痛くなるのは、

精神的な原因だと確信した。

もう、未練はない。

 

はぁ疲れた。もういいや〜

と思いながら、

夏休み前の教室を1番最後に出た。