煮えつく暑さと飛んでる母

ゆるめく日々をころころ過ごすきこっとライフ𓂃𓈒𓏸𓐍

ご覧あれ〜ヽ(´∀︎｀)ﾉ

前回の話↓

kicobook.hatenablog.com

夏休みに入っても

気持ちの安定はしなかった。

どこかへ行ってしまいたい

でも受験生、、、

どこにも行けやしない。

高校を見学しに行かなきゃ…

でもどうでもいい

私なんて進学出来やしない。

塾に行かなきゃでも体が痛くなる。。

行って意味あるの？

頭の中も体も、

フワフワしていた。

まだ始まったばかりの夏休み。

見えない幽霊を怖がる様に怯えていた。

学校への不安と悩みは無くなった。

その代わり、

毎日悪夢を見るようになって

夜、眠るのが怖くなった。

そのせいなのか

真夜中に体が痛くなる。

夏休みに入って数日、

母が真夜中に私の部屋に入ってきた。

ベットの上で

体を丸めている私を見て、

慌てて母が救急車を呼ぼうとした。

やめて！

私は大丈夫だから！！

...泣きながら必死に母を止めた。

母は変わらぬ異変に気づいていた。

夏休みに入ってからの方が

ヒステリックで

何かするんじゃないかと

心配で見守っていたと。。。

「学校、辞めちゃえば？

　もう行かなくていいんじゃない？」

思ってもなかった母の言葉。

親がそんなこと言っていいの？

って思ったけど、

ヒステリックになっていたのは

きっと親に反対される

わかってもらえない

学校には絶対に行かないといけない

って、思っていたから。。

毛を逆立てた猫みたいになっていた。

私は変わっている、が

母の方がぶっ飛んだ人。

私はそのことを忘れていた。

その母と夏休み中、

ゆっくりと話すことになるんだ。

この夏休みが

私の人生を大きく変えていく。