浮雲デイズにさようなら
ゆるめく日々をころころ過ごすきこっとライフ𓂃𓈒𓏸𓐍
ご覧あれ〜(´∀︎`ノ)ノ
前回の話↓
「卒業式に出ませんか?」
「最後ですから...
みんなも待ってますよ。」
担任からの言葉。
・・・(´-ω-`)。
教頭先生と話し合いをして
校長室で卒業証書を受け取ることになった。
数日後の卒業式当日、
不思議と緊張しなかった。
車で久しぶりに通学路を通って、
“こんなに道狭かったかな?”
“この信号変わるの早いんだよね”
なんて考える余裕もある。
車から中学校が見えた。
あれ?
久しぶり見た校舎は薄汚れていて、
小さく見えた。
校舎に入るのが怖かったけど
いざ入ってみたら案外平気。
重くてどんよりした空気が
流れているようなイメージだったけど
冷んやりしていて爽やかだった。
私の卒業式は呆気なく終わり
あんなに行くのが怖かった中学校が
今は怖くないし体も痛くならない。
けれどもう一度、
中学生やり直せるよって言われても
絶対に嫌だ。
高校でうまくいく保証なんてないし
また失敗してしまうかもしれない。
90%の恐怖と不安が
頭の中を満たしてしまう...。
でも私の心は
前へ進めるなら進みたいと思った。
だって10%の期待が
私を押し上げてくれる。
10%の希望が
私を奮い起こすんだ。