まっさらさらな世界
ゆるめく日々をころころ過ごすきこっとライフ𓂃𓈒𓏸𓐍
ご覧あれ〜₍₍( ´ ᵕ ` ノ)ノ
前回の話↓
高校のパンフレットを見てから
不安と期待が重なって
時々体が痛くなる。。
どの通信高校のパンフレットも
キラキラビーム炸裂で
胸が苦しくなった。
見れば見るほど迷って
悩めば悩むほど決められない。
普通の高校より何だか怖い...
母「この高校は?」
母が説明してくれてるけど、
頭が追いつかない。
入れるだけでどこでもいい、、、。
母「この高校は稀子に合うような気がする。」
私「じゃあここにする。」
簡単な返事に自分で驚いた
自分で決められなかった。
自分で決めることが怖かった。
自分で選んだ高校で
うまくいかなかったら?
通信制だし、
どんな人達が来るのか分からなくて不安...
恐怖度50%の高校進学。
進学したとして、馴染めるのかな?
不安度40%の高校進学。
ちゃんと勉強できるかな?
残りの10%...
なんだろう?
返事からあっという間に
高校の面接日になった。
しばらく家を出ていない私にとって
とてつもない勇気がいる。
母に追い立てられるように
久々に制服を着た。
ズッシリと重くて思わず体を丸めてしまう。。
制服を担ぐように高校に向かった。
校舎の中は陽の光で揺らめいていて
暖かい待合室がノスタルジックで
校舎の匂いも嫌いじゃない。
受かりたい。
緊張で汗が流れる。
たまらずコートを脱ぐと
一気に体が軽くなった。
涼む間もなく名前を呼ばれると、
90%の不安や恐怖よりも
10%の希望に心と体が跳ねた。