きこっとLife

꒰発達障害•自閉症꒱ ✎︎過去・現在を記録中☻︎

キシキシカシャン

 

ゆるめく日々をころころ過ごすきこっとライフ𓂃𓈒𓏸𓐍

ご覧あれ〜(*´ω`*)ノ

 

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前回の話↓

kicobook.hatenablog.com

 

 

私の中3の記憶は

虫食いの穴だらけの記憶。

そしてその記憶はとても曖昧。

思い出そうとしても

心のシールドに跳ね返されて

思い出せない。

覚えているのは

痛みと笑い声。

体が痛くなるのは突然で

どこと言う特定の部位ではなく

体がキシキシ、ギシギシと痛み出すの。

 

どうして痛いんだろう?

痛み止めも効かない。。

どこが痛いんだろう? 

病院に行っても原因は解らなかった。

 

体が痛み出すと動けなくなってしまう。

呼吸も浅くなる。

ロボットのような動きで

遅い歩みで保健室に向かう。

カシャンカシャンと歩く私を

皆が不思議そうに見ている。

 

こんなことが何度もあった。

 

「大丈夫?」と

声をかけてくれるコもいたけど、

急に体が痛くなるなんて

意味分からないし

みんな混乱。

そして私も、

「解らないの...」って言うから

余計に意味分かんないし

混乱するよね、、。

 

恥ずかしくてたまらなかった。

 

保健室に行くたび

笑い声が聞こえる。

その声が何より怖かった。

 

それから何年間も

笑い声を聞くたびに、

私を笑ってるんだ。

ううん、それは思い違いだ。

...と現実と幻想の狭間にいた。

 

制服を見るたびに

思い出せない記憶を

辿ろうとして

とっても悲しくなるんだ...