エアーバスケ
ゆるめく日々をころころ過ごすきこっとライフ𓂃𓈒𓏸𓐍
ご覧あれ〜⸜( ´ ꒳ ` )⸝
前回の話↓
スポーツができる人は
学校で人気者。
体育祭はもちろん、球技大会じゃもうスター。
みんなの熱気で
体育館の温度が5度跳ね上がる。
当然、私も組み分けされる
みんな優勝に向けて本気だ。
ちょっと不安だけど...
自信はないけど...
私だってやるときゃやるよ!!
みんなの熱がビリビリ
私はジリジリ
いざ参る〜〜〜!ε===(っ≧︎ω≦︎)っ
始まるとみんなの歓声が凄い。
『優勝したらアイス奢ったる!』
担任の先生の
その一言でやる気爆上がり。
私はいつボールが来てもいいように構えていた。
そう 構えていた
ずっと。
そして一度もボールに触る事なく
試合が終わった。
私ってドリブルできてたっけ?
みんなの動きについて行けてたっけ?
、、、見えたかな?私
、、、見えてない?私
優勝した喜びを分かち合っている
クラスメイト。
球技大会で唯一、透明人間だった
私。。。
なんだか私だけ
違うクラスに混じってしまったような感覚...
心の底から喜べなかった。
未だに
奢ってもらったアイスの味は覚えてない...