きこっとLife

꒰発達障害•自閉症꒱ ✎︎過去・現在を記録中☻︎

テストの ぷるる。

 

ゆるめく日々をころころ過ごすきこっとライフ𓂃𓈒𓏸𓐍

ご覧あれ〜ヽ(´∀︎`)ノ

 

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前回の話↓

kicobook.hatenablog.com

 

 

頭が真っ白になったのは初めてだった。

今思い出しても手にじっとり汗をかく。

 

いくらノートがとれなくても

授業が聞けてなくても

テストはやってくる。

家では完璧とはいかなくても

予習、復習は出来ていて

普通に出来ると思っていた。

 その理由は、

これでも小学生の頃は

100点に近い点数を取っていたし

中学生の勉強も出来ていた。

だから自信があったんだ。


でも現実は、

学校へ行くだけでもパニックになる私。

 

 

初めての中間テスト。

こんなにも頭が真っ白になったのは初めてだった。

今思い出しても手にじっとり汗をかく。

 

頭が回らず、問題も理解できず、

 

アワアワ...

ひたすら、

アワアワ...

 

散々な結果だった。

 

それが今までの自信を全て壊した。 

母にも父にもガッカリされた。

 

どうして・・・  

 

どうして・・・  

 

わかんないよ!!     

 


それからのテストは

時間と、パニックとの戦いだった。

 


私はその戦いに勝てることはなかった。  

 

 

テスト中、じっとりと汗をかく。

だから今でも、

じっとりとした汗が大嫌い。

 

 

家での再テストは解けた。

なんなら平均点を超えている...

問題を解くより

パニックを解きたい。

 

このままダメなんだろうか?

このまま終わってしまうんだろうか?

高校には行けるんだろうか?

 

私には何が必要なの?

私には何が足りないの?

 

当時は分からなかった

私に足りないもの、必要なもの...

  

それは、

「時間と環境」

 

過去に戻って自分に教えてあげたとしても

きっと私は理解できない。

今だから理解できる事。

 

私は二つ揃ってやっと

今、スタートラインに立っている。

 

今でも時々

テストを受けている夢を見る。

真っ白になる頭...

真っ白な答案用紙...

見たことがない解けない問題...

じっとりした汗で答案用紙が手に張り付く。

私を縛り付けて

動く事も許されない。

息するだけで体がピリつき

窒息しそうな...

救いのない夢。